赤身は趣味に忠実

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マンガ『宝石の国』を読んで宝石が欲しくなったので500円で宝石を買った話

私は以前本屋に勤めていたことがあり、そのときに『宝石の国』という作品の存在を知った。

出典:『宝石の国』©市川春子/講談社

繊細で綺麗なイラストの表紙に惹かれて内容が気になったが、知ったときには巻数がそこそこ出ており、いきなり買うのは憚れた。そのため、長らく手を出せていなかったのだが、漫画が無料公開されたときに良い機会だと思って読んでみた。無事にこの世の地獄を味わった。地獄大好きなので、滅茶苦茶楽しんだ。地獄でこそ輝くキャラがこの世で一番の好物。もっとください。

出典:『宝石の国』©市川春子/講談社/「宝石の国」製作委員会

可哀そうは可愛いが好きな私はフォスが推しです。(ただ可哀そうなだけではないのも美味しい)

無事に『宝石の国』に沼った私は宝石が欲しくなった。オタクというのは推しに関連したものを欲しがる性質を持っている。(私の姉は『頭文字D』にハマったときに本気でFD(車)を買おうか迷っていた。)

しかし、宝石とは非常に高価なものだ。そのへんの主婦がおいそれと手を出せるものではないと思っていたが、SNSで500円で買える宝石があると知った。

それが、「デザインアトリエ -kakera-」さんが販売している500円で買えるワンコイン宝石である。

www.atelierkakera.biz

500円である理由は小粒であることに加えて傷、欠け、インクルージョン(不純物)があるためである。また、宝石は完全ランダムとなっていて、届くまで何が入っているかはわからない。そして、10個に1個の確率で大当たりと呼ばれる宝石が入ることもあるとのこと。

500円なら稼ぎの少ない主婦でも買えるのではと思い、旦那に相談して「買ってみてもいいんじゃない?」と言ってもらえたので購入。

約1週間で到着。始めての宝石にワクワクしながら開けてみた。

中身はホワイトトパーズ!

11月の誕生石で硬度は8。石言葉は「誠実」。自分に必要なことやチャンスを引け寄せてくれる宝石とのこと。

宝石を撮る用の機材を持ち合わせていないので、写真がお粗末すぎて輝きが伝わらないが悔しい…。現物はもっと綺麗!

小指のつま先ちょっとのサイズで想像より小粒で驚いたが、500円なら適正なのかもしれない。目立つ傷や欠けはあまりないように思える。インクルージョンもわかりづらい。私が宝石を見慣れていないからわからないだけで、宝石に詳しい方が見ると違うかもしれないがド素人の私としては満足。

たとえ小粒でも「宝石を持っているんだ!」と思うと、なんだか心持ち強い気がしてくる。仕事で少し嫌なことがあっても「いいのか?私は宝石を持っているんだぞ?」と謎の強気になれる。どことなく自己肯定感が上がった。

手先が器用な人なら自前でアクセサリーを作るのにも使えそうである。普段しまっておいて、テンション上げたいときに見るのもいいだろうし、飾っておくのもいいかも。ただ、宝石によって管理の仕方が違うらしいので、飾るときは注意が必要。

購入方法はデザインアトリエ -kakera-さんのサイトで会員登録をしてカートに入れることで可能。支払い方法はPayID、Amazon Pay、クレジットカード、コンビニ決済、銀行振込、各キャリア決済に対応。ただ、クレジットカード、PayID(口座振替)、Amazon Pay以外は手数料がかかるので注意

届くまでの日付は1日から8日とのことで、私の住んでいる北海道には1週間ほどで到着。本州だともう少し早く届くかも。

デメリットは宝石に精通した人には物足りないかもしれないというところ。これは、調べるとわかるのだが、宝石初心者からのレビューは概ね好評なのに対して、ある程度宝石に慣れている人からは不評なのだ。宝石に精通している方は当然ながら、宝石を扱っているお店に行っていたり、もっと良いお店を知っているということが多い。それらのお店と比べてしまい、イメージと違ったと感じているようなレビューが散見される。

なので、私のように宝石を買ってみたいなと思っている宝石初心者にはオススメ!安価で買えるので、自分へのちょっとしたご褒美なんかに良いかも。ここをきっかけに宝石沼にハマるのも楽しそうである。

ちなみに、大当たりは1個買いだとまず当たらないそうなので、大当たりを狙いたいときは複数個購入をオススメしたい。

いつか、フォスも欲しいけどフォスはガチで高価なので、死ぬまでに生で一目見れればいいかもしれない。