
7月からアニメ『地獄先生ぬ~べ~』のリメイクが放送されてぬ~べ~の声が変わらなかったことに感動覚えた。
ぬ~べ~は私が小学生頃に読んでいた作品で、周囲でもとても流行っていた。みんなで回し読みしてはキャーキャー騒いだ記憶がある。
リメイク発表時もとても興奮した。そして、懐かしくなってついつい漫画を読み返ししていたのだが、大人になってもガチホラー回のトラウマが拭いきれず、読んでいて背筋がゾゾッとしてしまった。
そして、せっかくアニメで名作が令和の時代に復活したので、ぬ~べ~のトラウマ回のまとめを書いていこう思う。
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みんなのトラウマ回
はたもんば
7話〜8話「はたもんばの呪い」に登場。
ぬ~べ~の受け持つクラスに在籍する不良少年・克也が妹の愛美が欲しがったゲームを買おうとする。しかし、わずかにお金が足りなかったため「はたもんば場跡」という処刑場跡地から賽銭をくすねた。
このことで、打首に使われた刀に込められていた罪人は打ち首にするという怨念の怒りを買い、克也と愛美は身近にあるものが刃物になり襲ってくるという怪現象に見舞われる。
克也はクラスメイトの広たちの協力を得てくすねた賽銭を返却したが、はたもんばの怒りは収まらず克也の首を狙う。
そして、打ち首に使われた刀が、妖怪として姿を変えて現れる。耳まで裂けた大きな口に、鋭い牙。頭皮は剥けて頭蓋骨が丸出し。極めつけは裂かれた腹から臓物が飛び出しているという、おぞましい姿をしていた。
しゃりしゃりという独特な金属音を伴いながら円形に変形した刀を操って迫りくる姿は、まさにトラウマ製造機。
当時子供心に内臓が飛び出してる姿に衝撃を受けた。
さらに、ぬ~べ~の結界を破り、鬼の手をズタズタにする姿には絶望した。
てけてけ
17話「てけてけの怪」に登場。
ぬ~べ~クラスきっての怖がりであるまことが、隣町の中学生から下半身のない症状の幽霊・てけてけの怪談を聞かされる。この話を聞いたもののところに三日以内にてけてけが現れて両足を奪っていくという。しかし、てけてけを追い払う呪文があると聞き、まことは金を払って中学生から呪文の内容を聞こうとするも、中学生は金を持って逃げてしまう。
悩んだまことはぬ~べ~に相談するも「てけてけなどいない」と言われてしまった。しかし、その夜にまことのもとにてけてけが現れる。
鋭くつり上がった目に三日月が横になったような形ににやけた口、そして、下半身がないために上半身から垂れ下がる内臓を引きずりながら、まことに「足…いるか…」と言う。
姿も恐ろしいのだが、何よりも幼少期の私が恐怖を覚えたのはてけてけになってしまった少女の事故の概要と、その事件が地元北海道で起きたという設定だった。
地元であったため、すごく身近に感じてしまい自分のところにも来てしまうのではないかと怖くて、夜寝るときに布団の足側を内側を折りたたんで足を守っていた記憶がある。
怪人A
24話「『A』が来た!」に登場。
「A」が出会うと「赤が好き?白が好き?青が好き?」と聞かれる。青が好きと答えれば水に沈められ殺される。白が好きと答えれば体中の血を抜かれて頃殺される。赤が好きと答えれば全身血まみれにされて殺されるという。
そして、「A」が来ると大人たちは妙によそよそしくなる。
広と郷子、美樹は学級新聞を作るために放課後遅くまで残っていたが、ぬ~べ~に帰るように強く指示される。いつもと違う様子のぬ~べ~に怒りを覚えながら帰路につく最中、街中の大人の様子がおかしいことに気づく。しかし、大人に聞いても原因を教えてはもらえない。
そんななか、広たちの前にマントと仮面を着けた謎の男「A」が現れて質問してくる。広たちが答えると、「A」は突如美樹を攫い去ってしまう。慌ててぬ~べ~に報告に行くと、ぬ~べ~は美樹を探しに行く。
すると、学校の屋上にある貯水槽に「A」がいるのを発見。すぐさま向かい、貯水槽を確認すると石をくくりつけられて沈められている美樹の姿があった。
この話の怖いところは広たちが本当に死にかけるところだと思う。美樹は一時的に呼吸が止まるし、郷子は逆さ吊りにされて、首に管を刺されて血が大量に出てくる。
個人的に一番印象深いのは郷子のシーン。血が大量に噴き出るというのは幼心に響いた。
それから、「大人たちはみんな知っている」という部分も、「自分の親は本当に「A」という存在を知っていて、私たちに隠している」と本気で疑っていた。
赤いチャンチャンコ
50話「赤いチャンチャンコ」に登場。
ぬ~べ~がとある空き教室に封印していた悪霊・赤いチャンチャンコに取り憑かれた郷子。赤いチャンチャンコとは、首を引き裂くことで上半身を血まみれにして、まるで赤いチャンチャンコを着ている姿に見えるように殺すことからついた名前だという。
ぬ~べ~は郷子についた赤いチャンチャンコを再度封印しようとするが、本体を捕まえることができない。そうこうしているうちに、豪雨の影響により、学校に寝泊まりすることになった郷子。ぬ~べ~も氾濫しそうな川の対処をするために郷子の元を離れてしまう。
ぬ~べ~の帰りを待っていた郷子の元に赤いチャンチャンコが現れて、郷子を襲う。
見開きいっぱいに描かれた赤いチャンチャンコの顔に驚かなかった読者は少ないと思う。弧を描いような目と口。そして、切り開かれた首から覗く生々しい中身などがインパクトが強く、一度見たら忘れられない。
郷子の上半身を切り裂くシーンも「郷子が死んじゃう」とハラハラしてしまった。個人的に、赤いチャンチャンコによって見せられた幻覚で、犬の首が切り裂かれているシーンも結構怖かった。
郷子がぬ~べ~から教わった禹歩(うほ)というお呪いの真似をした人と友達になりたい。
ブキミちゃん
129話「ブキミちゃん」に登場。
噂好きの美樹によって広められた噂「ブキミちゃん」。ブキミちゃんという人のものを隠したりするなどの意地悪な行為をする女子が、あるとき交通事故によって亡くなってしまう。この事故の時、ブキミちゃんは大切にしていたハーモニカを無くしてしまった。
その事故から数日後にクラスメイトの夢の中に現れたブキミちゃんはハーモニカを隠したのだろうとクラスメイトに言いがかりをつけて、取ってこいと命じる。
ブキミちゃんはハーモニカの在り処を説明するが、その道順は複雑で一個でも間違えてしまうと、ブキミちゃんによって魂を引き裂かれてしまう。
そして、この話を聞いたは人のもとに三日以内にブキミちゃんが現れるため、正しい道順を覚えてないと死んでしまうということで、クラス中道順の話で持ちきりになる。
しかし、自他ともに認める頭の悪い広は道順を覚えることができない。そんななか、ついに広の夢の中にもブキミちゃんが現れてしまった。
ブキミちゃんの外見自体は恐ろしいと言うよりも、名前の通り不気味といった感じだ。しかし、彼女の恐ろしいところは夢の中に現れて、一個でも道順を間違えてしまえば確定で死んでしまうことである。
何個の何番目の道を通るといった感じで、数字がたくさん出てくるためこんがらがってしまうのだ。
もしも本当にブキミちゃんが夢に出たらどうしようと思って必死に読み返しては道順を覚えようとしたのは私だけではないはず…。
漫画だと終始恐ろしいのだが、旧アニメ版ではブキミちゃんの設定が改変されていたので、印象が全く違った思い出。
海難法師
194話「見たら死ぬ!海難法師」に登場。
生徒にせがまれて童守町から2時間の島へ海水浴へやってきたぬ~べ~。交通費で金欠になったぬ~べ~は海で捕ったものを食べようと提案。広たちは岩場で釣りをしに行こうとしたが、地元の人に「岩場には見ただけですぐに死ぬ妖怪の海難法師が出るから近づくな」と注意される。
ぬ~べ~も地元の人が言うなら近づかないほうがいいと言うが、広たちはすぐに帰れば大丈夫だろうと岩場へ向かう。ぬ~べ~も心配して追いかけてきたところで動物が突然死する姿を目撃。
海難法師がやってきたことを察したぬ~べ~たちは目を瞑りながら、海難法師を祀る社へ向かい封印することにする。
目を瞑っているぬ~べ~たちの後ろをついて回り、あの手この手で自分を見させようとする海難法師の姿が不気味極まりない。そして、赤いチャンチャンコ同様に見開きのインパクトが強い。
見たら即死という逃げるのが困難な点もトラウマ要素の一つだろう。
私は海が好きだが、同じくらい海が怖いので海難法師の話を見たあとは海に行くときドキドキした。
まとめ
トラウマ製造機として有名なので、今回紹介したもの以外にもたくさんのトラウマ回があるのだが、それはまた今度紹介したいと思う。
アニメ『地獄先生ぬ~べ~』が始まって、これを期に新しい人が読んで好きになってくれたら嬉しいなと思う。
アニメ版は結構現代風にアレンジされていて、原作に忠実とはいかないのだろうとわかるので、改変も受け入れて楽しんでいきたい。
(オリジナルの空気が楽しみたいなら旧版を見ればいいし。)
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アニメから原作が気になった人、原作を読んだことがある人にも、お手軽にスマホで読めるのでオススメ。











