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可愛くて機能満載!「ちいかわラーニングパソコン」を4歳の子どもに買ったのでレビュー書いていくよ

4歳の子どもが誕生日にアニメ『ちいかわ』のパソコン型おもちゃの「ちいかわラーニングパソコン」を欲しがったので買った。

買ったと言ってもおねだりされてから買うまで結構悩んだので、同じく買うかどうか迷っている人に向けてレビューを書いていこうと思う。

迷っている人向けで少し長くなるので、気になる場所に目次から飛ぶのがおすすめ。

「ちいかわラーニングパソコン」について

2023年11月に発売されたノートパソコン型のおもちゃ。対象年齢は3歳から小学校中学年位。

ゲームアプリの他に、基礎科目の学習やプログラミング、パソコンの基礎などを学ぶことができる。

  • 学習アプリ約40種類
  • ゲーム12種類
  • プログラミングアプリ3種類
  • ICT(情報関係)科目アプリ6種類
  • ちいかわルーム
  • 図鑑

など多数のアプリが収録されていてボリューム満点。

電池は単3電池(別売り)を3本使用。電池ではなく、バンダイ専用ACアダプターBタイプ(別売り)も使用可能。

「ちいかわラーニングパソコン」のレビュー

見た目

かわいい。子どもも大好きなうさぎがいてご満悦な様子だった。全体的に色味はパステル調で可愛らしく、ちいかわのファンシーな部分が出ていていい感じ。開くとちいかわキャラがプリントされていて、こちらもかわいい。

メインのちいかわとハチワレ、うさぎだけではなく、くりまんじゅう先輩やモモンガ、シーサー、ラッコさんもいて豪華。

マウスにはちいかわがプリントされていてかわいいのだけれど、クリスタルに閉じ込められているちいかわのようなデザインで、ナガノさんの世界を感じられるのが個人的に好き。

キーボードの文字は大きくもなく小さくもなく見やすいと感じる。ShiftやSpace、Enterなどは英語表記だけれど、小文字にするキーはひらがなだったりするので、親が教えてあげれば問題ないと思う。

画面

画面サイズは4.3インチとのこと。正直言うと、私はインチで書かれてもサイズがぱっと出てこない民なので、買うときに頭捻り回した記憶がある。一応センチにすると10.9センチになるんだけど、いまいちわからない。

図るとこんな感じ。(大体の家にあるものがわからなくて牛乳パックで失礼します…あと図るの難しかったので、大体のイメージで)

意外と画面は小さい。画面が小さいのに文字の情報が多いなと思うときがあって、視力への影響が気になる。けれど、子どもが前のめりで画面を見る様子はなく、普通の体制で見えているようなので、様子見したいと思う。

映像はフルカラーで華やか。キャラはアニメーションではなく、カット割りで動く感じだけれど、それもまたかわいい。

画面の明るさは設定から変更可能で、3段階から選べる。初期設定は2なので子どもの様子を見て変更してあげるといいかも。我が家は明るさで目を痛がっている様子などがないので、初期設定のままにしてある。

ブルーライトなどが気になる場合は、専用のブルーライトカット保護シールがあるので、使用すると安心かも。

学習

↑足し算アプリ

学習は4歳の我が家の子どもには少し早いかなと思った。ただ、小学生などであればそこそこ使えるのではと感じた。

学習アプリの内容こんな感じ

算数

  1. 足し算
  2. 引き算
  3. 九九暗記
  4. 掛け算
  5. 割り算
  6. 指定されたものを数える

4歳の子どもでもできるのは指定されたものを数える「いくつあるかな」の1つ。学習アプリなので小学生向きなものが多い。私が触った感じでは、計算問題には図形がついているので、目視で数えやすくて良いなと思った。

九九の暗記も音読してくれるので、覚えやすいのではないかなと感じる。

英語

  1. アルファベット表とクイズ
  2. 単語とクイズ
  3. 英語で数える

英語は音読してくれるので、発音を真似しやすい。我が家の子どもはあまり興味なくてやっていないので私が触った感じを書こうと思う。

全部音読してくれるので、読み方がわからないということがなく、繰り返し再生できるのがいいなと思った。単語の暗記は身近なものが多く採用されているので、親しみやすくて苦手意識を持ちづらそう。

声に出しての練習を促してくれるのも良いポイントだと思う。

国語

  1. ひらがなで穴埋めクイズ
  2. カタカナで穴埋めクイズ
  3. 助詞クイズ

ひらがなとカタカナの穴埋めクイズはキーボードでの入力なので、キーボード練習になる。穴埋めも単語の答えの図形が横に書かれているのでわかりやすいように感じる。

ただ、50音表などはないので、完璧にひらがなとカタカナができる5歳以降から楽しめるアプリかなと思う。ひらがな、カタカナがわからない子は親と一緒にやるといいかも。

助詞クイズがあるのが意外で、嬉しかった。うちの子はとくに助詞が苦手なので遊びながら学べるのは、我が家的に大満足。

漢字

  1. 漢字表
  2. 穴埋めクイズ

漢字表は62文字収録されていて、読み方と書き順が学べる。ただ、収録数を見ると小学校中学年までの漢字がすべて入っているわけではないので、あくまで補助だと思える。漢字を習いたての子ども向けと感じた。我が家は4歳のなのでここはスルー。

穴埋めクイズは小学校のテストや宿題にもよく出ると思うので、練習には丁度良さそうかも。

生活

  1. 時計の読み方
  2. お金の数え方

時計の読み方は、アナログ時計の針を指定された時間に合わせるというもの。最近時間の概念がしっかりしてきた4歳時にはぴったりだと感じた。最近はアナログ時計が苦手という子が少なくないという話を聞いたので、しっかり学べて良さそうだと感じた。

お金の数え方は画面に映っているお金を数えて、数字を入力するものとなっている。お金の数え方は早めに習得しておくと困らないかなと漠然と思っているので、収録してくれているのは嬉しかった。

サイエンス

  1. 色混ぜ実験
  2. 生き物クイズ
  3. 恐竜発掘
  4. 星座

サイエンスは、恐竜の化石を発掘したり、生き物の簡易的な説明が見れて、4歳児的にも楽しそうにしている。もともと我が家の子は生き物や恐竜が大好きで、タブレットのアプリも恐竜関係を多く遊んでいるので楽しそうに化石発掘している。

見て触った感じ、小学生よりも幼稚園児向きな感じがした。

社会

  1. 日本地図
  2. 都道府県クイズ

日本地図と都道府県クイズは、まだ興味内容で地理音痴の私がプレイ。私は地理が苦手で日本地図も世界地図も覚えていない。なんだったら、北海道の下に青森があることしか覚えていない。

日本地図は地方ごとに分けられていて、地図を見ながら出題されるクイズに答える形になっている。場所を確認しながら挑戦できるので、私は秋田の横に岩手があることを部位に覚えた。

都道府県クイズはタイピングで答えるので、タイピングが慣れてきた子に丁度いいかもしれない。

音楽

  1. 楽譜を覚える
  2. 演奏

楽譜を覚えるでは、画面に表示された音符をクリックすると音が鳴る。楽器の音はピアノだけではなく、ラッパ、ギター、フルートの音を選択できる。

演奏ではサポート付きで童謡を演奏できるモードと自由演奏があり、キーボードとマウスを使って演奏できる。こちらはピアノとバイオリンの音が選択可能。うちの子はもっぱら自由演奏で、キラキラ星の練習をしたりしている。

もともとピアノのおもちゃが好きだったので、このアプリをよく遊んでいる姿を見かけるので、音楽が好きな子は楽しめそう。音の範囲は狭いけど、黒鍵が付いているのでそこそこの曲数は弾けるかなと感じた。

図工

  1. 自由にお絵かき
  2. 塗り絵
  3. アニメ作成
  4. ドット絵

塗り絵は4種類のちいかわたちの絵を選ぶことができて、楽しそうだと思ったけどマウスで塗るので、うまく塗れないことが多い。いわゆるバケツ塗りがないので、我が家の子はうまく塗れないことにちょっと不満そう。

でも、マウスがうまく使える子であれば、楽しく塗れそう。実際、私は楽しんで遊んでいた。

ただ、色のお手本がなかったので、元の色通りに塗りたい子は元絵の色を調べないといけないかもしれない。

アニメ作成は塗り絵の延長のようなもので、塗った絵が動くというもの。遊びとしては塗った絵が勝手に動くだけなので少し弱いかなと感じる。

ドット絵は昔かじっていたことを思い出して、私がハマった。ただ、パレットの色がちいかわキャラたちの色に対応していないので、ちいかわのキャラが描きたいという子には難しいかも。

パソコン操作

パソコンにはじめて触れる子のために、基本的なキーボード操作やマウスの操作を遊びながら学べるモードもある。タイピングゲームでは、キーボードの文字の位置だけではなく、正しい指も教えてくれるのが良かったと感じる。学校に行くようになれば、パソコンでの授業が当たり前となっていると思うので、練習に最適だと思う。

入力はかな、カタ、ローマ字とあって段階を踏んで覚えてもらうことができる。五十音を順番に入力するモードの他に、指定された単語を入力するモードがある。

GIGAスクール(ICT(情報関係))

↑プレゼンスライド

  1. プレゼンスライド作成
  2. ポスター作成
  3. 表計算
  4. グラフ
  5. 文章作成
  6. イベントカード作成

ICT科目は、パソコンやタブレットなどの端末を利用してインターネットアプリを使用するための勉強のこと。小学生のうちから情報関係に触れておくことで、ネットリテラシーを学んだり、社会に出たときに困らないように早めに学んでおこうという感じらしい。

我が家の子はまだまだ関係ないので、私が触れた感想を。今はデジタルができて当たり前といった時代なので、小さいうちに触れておくことで苦手意識を持たせないようにできるという点は良さそう。

操作もスライドなどはテンプレートが用意されているから、文字を入力するだけで作れるから小学生でも簡単だと思われる。表計算は自分で数字を入力せず、指定されたアイテムを選択して合計の数を見たりする程度なので、触れて慣れる分には丁度いいのかなと感じた。

イベントカードなどは親子で一緒にイベントについての文章を考えるのも楽しそうだなと思って、少し楽しみ。

そして、今の小学生は早いうちから情報系を学ぶなんて大変だなど思いを馳せたりした。

ただ、もう少しちいかわ要素が欲しかった。例えばイベントカードにもちいかわのイラストがあったら、もっと可愛かったなと思う。勉強用のアプリなので、ちいかわ要素が薄め。

ゲーム

↑討伐

  1. シール貼り
  2. 討伐
  3. 草むしり
  4. おみくじ
  5. ポイントゲット
  6. ストラックアウト
  7. 絵合わせパズル
  8. スライドパズル
  9. 神経衰弱
  10. 何人いるかな

ゲームはアニメ『ちいかわ』にも出てきた討伐などの労働があって、ちいかわの世界観が楽しめるのがいい感じ。ただ、ポイントゲット、ストラックアウト、何人いるかなはちいかわ要素がない。

ゲームとしては楽しいけど、せっかくのゲームなのだから、ちいかわ入れてほしかったなと思う。子どもはあまり気にせずに遊んでいるので、私が気になるだけかも。

でも、討伐などはきちんとちいかわ要素満載で過去に登場したでかつよなどをクリックで討伐できて楽しそう。ハチワレの「ヤーッ!」のボイスも入っていてとても可愛い。

ちいかわ独自の要素

 

↑ルーム(うさぎ)

ちいかわの要素として、ちいかわ、ハチワレ、うさぎとコミュニケーションを取れるルーム、ちいかわ図鑑が収録されている。

ルームはキャラをクリックしたり、ゲームをすることで入手できるメダルで回るガチャから貰えるアイテムを上げたりすることができる。アイテムもアニメに出てくるものばかりなので、アニメを見ている子はテンション上がるかも。

我が家の子はうさぎが大好きで、ピザまんなどをあげては喜んでいる。ルームにある扉をクリックすると図鑑に登録されているキャラが訪ねてきてきれて、その中にパジャマパーティーズがいるので、歌が好きな子どもはテンション爆上げになっていた。

ちなみにルームは模様替えができるので、親も見ていて楽しかったりする。ボイスも付いていて、クリックしたりするとアニメと同じように喋ってくれるのもかわいい。

図鑑の種類も豊富で、登場キャラだけではなく作中に登場したアイテムも出てくる。例えば、討伐プレートや妖精編に登場した木彫りの人形などなど。

アニメ未登場のものも出てきたりするので、原作好きも楽しめるようになっている。図鑑は100種類もあるので、長く遊べて良さそう。

その他機能

初回起動時に名前を登録できて、起動時に名前を呼んでくれる機能がある。名前はあとから変更可能。

画面の明るさは先に書いた通り調整可能。音量も全部で4段階の調整ができて、消音もできる。マックスの4の音量はそこそこ大きいので、普通に家の中で使う分には1か2で十分だと思った。

プレイ時間を設定できるので、やり過ぎを防ぐことも可能。楽しいとずっとやっていたいと思ってしまうこともあると思うので、子どもと相談の上でプレイ時間を決めれるのはいいなと感じる。

おもちゃ「ちいかわといっしょ」と連動

別売りのおもちゃ「ちいかわといっしょ」とパスワードで連動できるようで、特別なアイテムを貰える。アイテムはルームで使える限定模様替え。

我が家では「ちいかわといっしょ」は買っていないので、連動していないけれどちいかわ好きなら買ってみてもいいかも。

 

まとめ

総評としては買って良かった。子どもも楽しく遊んでいるし、大人の私でも見たり少し触ったりすると楽しいなと思う。

学習も小学校低学年まで使えそうな感じで、勉強に親しみが持ちやすいように工夫されているのを感じた。ただ、学習系アプリはちいかわ要素が薄いので、もう少しちいかわたちとふれあいながら学べたらいいなと思ったり。

4歳の子どもでも楽しく遊べているので、就学前の練習に丁度良さげ。なので、子どもの学習のサポートをしたいなと思っている人におすすめ。